無線通信

無線通信として考える場合の可視光線の位置付け

IEEE802.15、LTEにおけるフェムトセルなど10m前後の通信エリアを有する通信規格が 普及しつつある。
図は無線通信と可視光通信を速度、距離で比較している。 当初における可視光通信の可能性を示すのはピンク色の部分であるが、その最高速度は遅く、また近距離に限ると考えられていたが、最近になって赤色で示すように、100Mbpsの報告があり、また4Km超の通信が出来たとの報告もあり、対応できる範囲が広がってきた。

 

IEEE802.15は21世紀に入って規格ができてきた、最先端の
短距離通信技術である。
松田はBluetoothの初期に注目し、紹介の本を書いた。
現在Bluetoothは携帯電話、無線LAN(IEEE802.11)に次ぐ
第3の通信の座を獲得した。 WIIのリモコンでその使い方の
ユニークな面が一般に経験されるようになった。本の中で
「モバイルマルチモーダル」として紹介されていたものの1種
といえよう。 遅れていた日本市場の携帯電話でも、
Softbank携帯はほとんど対応始めた。 今後はUWB技術を
取り入れ高速な通信がサポートされるようになる。

 Light-GRID 可視光通信

ワールドビジネスサテライト  20051009
蛍光灯で通信
蛍光灯の光を信号に変えて通信する技術。
見た目は普通の照明と変わらない。
場所によって発信する信号を変えることができ、
施設の案内などに利用できる
2006年8月

ミュージアムガイダンス用可視光通信カード
LEDを用いた通信でミュージアムのガイドに
用いられている。